eBayで船便は使えるのか？

今日はその決定的な答えが出ました。

私の出した結論、

それは、
eBayで船便の発送方法は
かなりのリスクがあるので、
使わない方がよいです。

なぜそのような結論に至ったかを
説明します。

船便はお届けまでに
2-3か月位かかります。

その代わり、
重たい荷物を発送する時、
EMSの1/3くらいの
安い料金で発送できます。

eBayでは、
荷物がなかなか届かない時、
バイヤーがeBayに訴えることができます。
eBayは最終的にトラッキング情報を見て、
荷物がお届け済みになっているかで判断します。

荷物がまだ到着していない場合、
商品代金と送料を全額バイヤーに
強制返金してしまいます。

ただし、
45日間のアピール期限というのがあって、
この期間内に届いたことが証明されれば、
セラーは商品代金と送料を返してもらえて、
ケースに負けた悪い評価も取り消してもらえる
というのが今までのルールでした。

しかし、
このルールが
2013年9月のポリシー変更で
変わってしまったようです。

以下は、
イーベイジャパンから聞いた内容です。

今後は
・バイヤーが関税支払いを拒否
・バイヤーが最寄りの郵便局に保管されているのに取りに行かない
など、
明らかにバイヤーに責任がある場合は、
今までどおりアピールできます。

しかし、
eBayが定める、
Estimated Delivery time (推定受渡し時間)
以内に届かない場合は、
例え、強制返金後にバイヤーに届いた場合にも
アピールが認められない。
というルールに変更されたとのことです。

では、
Estimated Delivery time (推定受渡し時間)
はどのように決まるのか。

それは、
出品時に選んだ配送方法で決まります。
一番遅い配送方法の
Economy Shipping from outside US
(米国外からのエコノミーな配送)
を選んだ場合、
11〜23営業日が配達日数になります。
そして、これに
ハンドリングタイム(入金から発送までの日数)
を足したものが、
Estimated Delivery time (推定受渡し時間)
になります。

つまり、
ハンドリングタイムを3日としている場合、
最大の配達日数23日+3日で26日
が最大の配達日数になり、
これを超えると、
セラーのアピールは一切認められません。

つまり、
船便で発送した場合、
2-3か月かかるので、
それ以前にバイヤーに商品が届かないと訴えられた場合、
強制返金されて、
その後届いても
Estimated Delivery time (推定受渡し時間)
を過ぎていると一切アピールできない
ということになります。

これでは、船便で発送するのは
かなりのリスクですね。

世界中にはいろんなバイヤーがいますので、
このルールを悪用して詐欺を行う
バイヤーも必ず出てくるでしょうね。

ということで、
eBayで船便はあまり使えない
発送方法となってしまいました。

正直、船便で送るような大きな物って、
面倒臭がってみんなやらないので、
かなり美味しい市場だったんですけどね(^_^;)

逆に言えば、
送料を安く抑える方法を見つけるとか、
船便でもリスクを減らす方法を
見つけることができれば、
他と差別化ができます。

ということで、
船便で送るような大きなものを
安くでリスクが少なく
送れるような配送方法がありましたら、
是非教えてください(^o^)

1つの方法に頼っていると、
今まで使っていた手法が使えなくなるととても困ります。
そういう意味でもリスクは分散しておかなければ
ならないといういい勉強になりました。

本日もお読みいただきありがとうございます(^o^)
Thank you for reading 🙂

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